日本の税制ってなんでこんなにも複雑なんでしょうね?
まあ、わかりますよ。複雑にした方が役人にとって都合がいいですからね。
単純に一律10%とかにしちゃうと、庶民はわかりやすくて幸せなんですが、
仮にもし税率を上げたいときに、15% とかにしたら、5%上がったってすぐわかっちゃうじゃないですか。
シンプルだから、その分庶民に対するインパクトが伝わりやすくて、反発されやすいですよね。
ところがもし税税を複雑にしたらどうでしょうか?
この複雑な計算式のここの部分だけの%の数値をちょっと上げました!
って、なると、全体にかかわる影響がわかりにくいので、庶民のみなさんは、「ふーん、なんだそれ。。。」となってしまいますよね。。
そうやって、ジワジワ徐々に、私たち庶民は搾取されているのです。
ほんと、シンプルイズベストはどこにいったんやら。
というわけで現在の所得税の計算式を調べてみました。
詳しく知りたい!所得税の計算方法や納税方法を徹底解説!
https://www.nature-inter.com/column/3462
課税所得額 控除額 所得税率 計算式
1,000円~194万9,000円 0円 5% 課税所得額×0.05
195万円~329万9,000円 9万7,500円 10% 課税所得額×0.1-9万7,500円
330万円~694万9,000円 42万7,500円 20% 課税所得額×0.2-42万7,500円
695万円~899万9,000円 63万6,000円 23% 課税所得額×0.23-63万6,000円
900万円~1,799万9,000円 153万6,000円 33% 課税所得額×0.33-153万6,000円
1,800万円~3,999万9,000円 279万6,000円 40% 課税所得額×0.4-279万6,000円
4,000万円~ 479万6,000円 45% 課税所得額×0.45-479万6,000円
この、課税所得額というのは、売り上げから、各種控除を引いた金額のことです。
わかりにくいのが、この所得税の計算の中にも控除、という単語がでているのですね。
課税所得額の時点で控除分は考慮されているのに、さらに控除です。
もうわかりにくさの頂点ですね。
計算式も、やたら引き算とか入れてるし、所得が多いほど、税率が高くなるし。
これじゃあ、富裕層はばかばかしくて、ほんとは稼げるに、どうせ税率あがるから、そこそこでいいや、って思っちゃいいますよね?
これって、日本の産業全体の損失ですよ?
稼げる人はどんどん稼いでいいじゃないですか?それにブレーキをかける制度っておかしいと思います。
まあ、この日本国は、合理性とかどうでもよくて、ようは庶民を支配できるかどうかが重要なので仕方ないのかもしれません。
所得税、一律10%とかにすれば、余計な税務署の作業もないし、なにより、納める側の私たちにとって明瞭会計ですよね。
いくら稼いでも一律税率なら、余計なことを考えずに稼ぐことに集中できます。
ところで法人税はどうなっているのでしょうか?
調査終わりしたい、またお会いしましょう。
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